先取り貯蓄が成立する条件

おかねくえすと 貯蓄

貯蓄をはじめるときの代表選手みたいな感じで取り上げられることが多い「先取り貯蓄」。

でも実際に先取り貯蓄を実践するのはなかなな難しいと思います。

なぜなら、先取り貯蓄は毎月の家計の収支が黒字ないと成り立たないと考えているからです。

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使えるお金が「先に減る」

単純に考えて、先取り貯蓄は収入=生活費として使えるお金が「先に減る」というイメージになると思います。

例えば毎月の手取り収入が30万円だとして、その1割を先取り貯蓄すると、生活費は27万円になります。

そりゃ、収入から貯蓄分を先取りするからそうなるのは当たり前です。

そして27万円で1ヶ月を生活する事になるんですが、この27万円で生活して家計の収支が「黒字」にならなければ、先取り貯蓄の意味はありません。

赤字になるようであれば、先取り貯蓄分から足りない分を補充する事になり貯蓄額は減ります。

つまり、家計の収支が赤字の場合やギリギリ黒字の場合は、先取り貯蓄をすることで収支が更に赤字に、もしくは黒字から赤字に転落する可能性があります。

家計改善ありきの先取り貯蓄

そう考えると、

毎月の収入 - 毎月の生活費 = 黒字

という条件を満たしていないと先取り貯蓄はできないと言うか、やっても家計の収支が赤字になるだけという事になります。

つまりギリギリ黒字家計や赤字家計は、まずは家計改善せよという事になります。

もっと言えば、家計の収支がコントロールできている黒字家計であれば、別に先取り貯蓄をしなくても貯蓄はできているはずです。

先取り貯蓄は家計改善の手段である

先取り貯蓄することで、残りのお金で毎月遣り繰りするように収支を工夫するとか、先取り貯蓄分は最初から無かったことにするとか言いますが、そもそも黒字家計であれば上記の通り、先取り貯蓄でなくても貯蓄できます。

むしろ黒字ギリギリ、赤字家計の家計の改善策として先取り貯蓄という手段があると考える方が自然かと思います。

先に毎月の生活費を減らすことで、余計な支出を抑える為に家計改善に努める感じで、結果的に減った生活費で生活できれば生活費を減らした分=先取り貯蓄分が貯蓄できる(できた)事になります。

結局、貯蓄は「先」か「後」かという手段だけの問題で、本質は「家計改善」にあると思います。

屁理屈でも結果が重要

そんな「先」か「後」かなんて屁理屈だという感じですが、そんなのは関係ありません。

最終的に「貯蓄できたか、できなかったか」、「家計が黒字か赤字か」ということになりますので、先取り貯蓄は貯蓄できた=黒字の状態を作り出す為の手段であることに変わりはありません。

では、その先取り貯蓄という手段でどうやって貯蓄をしていくのが良いのかを考えてみましょう。